# Topic 男性の家事・育児休業等の実態について
2023/09/28
日本経済団体連合会(経団連)から、「男性の家事・育児に関するアンケート調査結果」が公表されました。主な調査結果は次のとおりです。なお、調査対象が経団連の会員である大規模企業でありサポートが手厚いことに留意する必要があります。
・育児休業取得率
・令和4年の男性の育児休業取得率は47.5%となり、前年(29.3%)から大きく上昇。背景としては、令和4年4月に個別周知・意向確認が義務化されたことや、同年10月より、産後パパ育休が創設されるとともに育児休業の分割取得が可能となったことなどがあると考えられます。
・女性の育児休業取得率は、過去5年間90%以上で推移しており、令和2年以降は95% 超で推移しています。
・男性の育児休業期間
・令和4年における男性の育児休業平均取得期間は43.7日(約1.5カ月)。1カ月以上取得している企業は約6割(59.9%)
育児休業取得率や取得期間の数字は、大企業のほうが高いことがわかります。上記の課題は中小企業でも参考になると思います。詳しくは下記をご参照ください。
【経団連「男性の家事・育児に関するアンケート調査結果(2023年6月5日)」】
http://www.keidanren.or.jp/policy/2023/040.pdf