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『労務監査』保育園の労務監査をしてきました!

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『労務監査』保育園の労務監査をしてきました!

『労務監査』保育園の労務監査をしてきました!

2021/11/21

みなさまこんにちは!

 

先日労務監査をしてまいりましたのでご報告します。

 

みなさまは保育士や介護士ついてどのようなイメージを持たれているでしょうか。

 

昨今の報道から、重労働、精神的にきついわりには給与が少ない、離職率が高いなど少なからずネガティブなイメージをお持ちではないでしょうか。

 

このようなイメージを払拭すべく、政府は様々な対策をしているのですが、残念ながら全く伝わっていないのが残念でなりません。

 

実は職員の賃金改善にフォーカスし、前年度より補助金を交付することにしているのです。

※残念ながら遅すぎると思いますが、金額として悪くはないと思います。

※今回は保育事業に限定します。なお、介護事業にも補助金の交付はあります。

 

これを処遇改善等加算といいます。

 

処遇改善等加算は、対象施設の定員数、実際の園児の数(年齢別)、保育士の数、保育士比率、地域などを鑑みて、支給金額が決定されます。

 

私たち社会保険労務士は、この補助金がルールに基づいてきちんと対象保育士へお給料として支払われているかをチェックします。

 

全国約5000か所の施設に対し、令和5年度末までに全施設監査します!

 

補助金の監査だけでなく、実際にはそれ以外にも通常の労務監査も行います。たとえば、就業規則に必ず明記しなければならない条文が明記されているか、タイムカードと賃金台帳を見比べて残業代未払いが発生していないかなどですね。

 

今回、私は2施設監査しましたが、きちんと対象保育士へお給料として適正額支払われておりました。給与アップはあくまで一時的なカンフル剤です。恒常的なモチベーションの維持には不向きでしょう。それ以外にも根本的に待遇の差を埋めていくための措置は必要だと感じるのですが、保育士へのヒアリングを通じてみなさん喜ばれておりましたので、第一フェーズとしては成功しているのかな思いました。

 

私たちのアドバイスを契機として、今後の保育事業の質が少しでも向上すれば嬉しく思います。

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