社労士開業準備#13 ビジネスパートナーを作る(社労士・開業・準備・営業・ビジネスパートナー・士業)
2022/07/31
本日のお話はビジネスパートナー
ビジネスパートナーとは弊所の社員ではなく、弊所のビジネスに付加価値を与えてくれる社外パートナーのことをいいます。
ビジネスは1人でやるには限界があります。例えば助成金、厚労省管轄は社労士の独占業務でありますが、IT導入補助金や、小規模事業者持続化補助金等の厚労省管轄外の補助金代行は、社労士以外のコンサルタントでも申請代行は可能です。
※厳密に言えば、申請書(補助事業計画書や実績報告書の作成)の代行で、申請そのものは事業主が対応します。
微力ながら営業の最中、クライアントの耳に傾聴しておりますと、ある一定の法則があることに気が付きます。それは補助金申請に強い社労士を求めているということです。ただ、助成金に強い社労士は探せばいるでしょうが、補助金に強い社労士はなかなかいないのが実情です。なぜなら、そもそも”本業ではない”からです。人事労務という広大な領域をカバーするだけで手いっぱいで、本業外の領域にはおっくうになるのは仕方ないです。本業のサービスの質が落ち、顧客離れを誘発するリスクがあるのなら、弊所もリスクオフの観点からお断わりするのが当然です。しかしながら補助金情報を持っていることは非常に有益です。なぜなら補助金の中にはみなさんが知らないようなライトな補助金も存在していますので、つまり、弊所のやり方はこうです。
『先に名前をあげたような有名な補助金は、ビジネスパートナーへアウトソーシング、平易な補助金はお小遣い稼ぎで弊所で申請代理』
補助金ネタは事業主が最も興味を引くトピックです。毎月定期的に助成金(補助金)情報を提供することで、クライアントとの接点を作ります。この接点作りが重要です。なぜなら接点が多ければ多いほどちょっとした”相談事”もしやすくなりますよね。つまりは顧問契約につながりやすくなる、というわけです。
※なお、弊所では助成金コンサルティングコースという助成金専門(一部労務相談をセット)の顧問契約もスタートさせましたので、スポット契約と比較して報酬面でも魅力的に見せるよう工夫しています(就業規則修正無料、着手金なし等)
さて問題のビジネスパートナーをどのように選定するか
いくつかありますが、SNSはマストです
士業かつ本名でTwitterやFBをしておりますと、必ず同業者とつながります。
1000人近くのフォロワーのうち、約半数が士業もしくはコンサルタントです。その方々の過去の投稿やホームページ等より、お人柄や採択決定力を推察したうえでDMし、イメージ通りの人物像かオンラインで確認、信頼に足ると判断できればご紹介するというフローをとっています。現在3社をビジネスパートナーとして任命し、何かあればクライアントを紹介しています。(経営コンサルタント、診断士、行政書士)
※なお、ビジネスパートナーというのはあくまで弊所から見てのパートナーであり、特に先方とパートナー契約を交わすといったことはしておりません。紹介料も発生しておりません。あくまで、弊所のビジネスに付加価値を与えるため、必要な時に手が届く、換言すれば、優秀な士業を囲っているに過ぎないということです。また、クライアントに対しては、何かあれば弊所に依頼すれば何とかしてくれるという安心感を与えることができるでしょう。そうであれば、クライアントにとり、弊所はなくてはならない存在となるでしょう。
昔は事務所近くの同業者様にご挨拶をするのが慣例となっておりましたが、コロナ禍のこの時代、人との関わり方はなかなか難しいものがあります。そんな時はWebに限ります。業界で名前をすでに馳せる先生は、SNSを必ずと言っていいほど活用しています。しかも細かく情報を発信しています。
慣れないと面倒かもしれませんが、フォロワー数が増えていったり、自身の投稿にたくさんイイネしてくれたりすると案外楽しいものです。
まずは3か月やってみましょう
継続するか否かはその時に決めてください。今はその判断の時ではありません。やれることは歯を食いしばってでもやりましょう
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